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推進センターブログ

みやぎフレンズ会

今回は、みやぎフレンズ会が主催する10周年記念のつどいにお邪魔してきました。

みやぎフレンズ会とは、県内にお住まいの
療育手帳をお持ちの方を対象とした本人らによる会です。

自らが会を運営し、定期的に会議や勉強会、レクリエーションを企画して
学習や交流を行っています。

その10周年を祝うイベントが
仙台市宮城野区障害者福祉センターを会場に開催されました。

当日は、会員約20名のほか、宮城県手をつなぐ育成会事務局の皆さんがお手伝いで参加されています。
フレンズ会の立ち上げにご尽力した当時の宮城県手をつなぐ育成会の事務局長さんらも駆けつけ、
久々の再開に喜ぶ姿が見られるなど賑やかなつどいとなりました。

会樋口会長と岡田副会長の挨拶からスタートです。

挨拶

当日の次第です。

フレンズ会次第

樋口会長が製作した10年間のこれまでの歩みを振り返るスライドを皆さんで鑑賞しました。

スライド鑑賞

スタートから現在までの活動の様子が順に映し出されます。

「あの時はバスがパンクして・・・」
なんてその時の思い出がよみがえり、懐かしむ声が聞こえます。

年を追うごとに活動の内容が充実していく様子がわかるスライドでした。

午後からは風船バレー!!
風船を落とさないようみんな一生懸命!

風船バレー


また、この日は樋口会長からお話を伺うことができましたので、フレンズ会についてインタビューを行いました。

― 樋口さんはみやぎフレンズ会に加入して何年になりますか?

フレンズ会に加入して8年目です。平成23年度から会長に就任し、私で3代目となります。

―フレンズ会の活動について教えてください

勉強会の企画や綱引き大会に参加します。最近では「チェストフレンズ」というバンドを結成し、
音楽イベントを開催しました。今年の24時間テレビでも披露しています。

―フレンズ会の今後の展望を教えてください

現在、50名を越える会員が加入しています。仙台市や多賀城市などにお住まいの方が中心です。
他の地域の方にも会員になってもらいたいので、県北などでも活動ができればなと考えています。

― 最後に一言お願いします

私が入ったときにも、みんなが暖かく迎えてくれました。そして、みんなと楽しく活動に参加することができています。
フレンズ会に入りたいと思っている皆さん、ぜひ、私たちと一緒に活動しませんか?


みやぎフレンズ会のことをもっと知りたい!という方は、宮城県手をつなぐ育成会までぜひお問い合わせください。
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音訳奉仕員養成講座

宮城県視覚障害者情報センターで行っている、音訳奉仕員点訳奉仕員の養成講座にお邪魔してきました。

視覚障害者情報センターでは、視覚障害の方のために録音図書や点訳図書の貸し出しを行っています。
その図書を作成するのが音訳奉仕員と点訳奉仕員です。

音訳奉仕員は、図書等を音声化し、録音図書を作成します。
点訳奉仕員は、図書等を点訳し、点字図書を作成します。

今回は、音訳奉仕員の昨年の6月から養成講座を受講して、3月に講座を修了される方々の講座にお邪魔しました。

6月から始まっている講座なので、皆さんは音訳を習って9カ月になります。
講座が始まり、受講生のみなさんが実際に声を出すと、とても綺麗で驚きます。

音訳養成講座1

じっくり音訳したものを聞いたことがなかったので、漠然と読めばいいのかなというイメージでおりましたが、そう簡単なものではありません。

今回の講座内容は「グラフ・表」です。

たとえば、下の様な図を音訳にすると・・・
音訳養成講座 グラフ
(出典:厚生労働省HP)

図1 出生数及び合計特殊出生率の年次推移
図の説明
昭和22年~平成23年までの出生率を棒グラフで、合計出生率を折れ線グラフで表し、これら2つのグラフを重ね合わせたものです。
左の縦軸は出生数で0~300万人まで、右縦軸は合計特殊出生率で0から5まで、横軸は昭和22年から平成23年までです。
数値のあるところは数値を、記入のないところはおよそで読みます。
出生数です。
昭和22年から24年までは第一次ベビーブームで最高出生数は昭和24年の269万6638人。出生数はここから昭和32年のおよそ160万人まで減少し、その後第二次ベビーブームの昭和46~49年に向かって増加し、49年には209万1983人となっています。ただし、昭和41年のひのえうまの年は136万974人と大きく下がっています。この第二次ベビーブームからは徐々に減少に転じ、平成17年には最低の出生率の1.26となり、平成23年の出生数は105万0698人です。
次に合計特殊出生率は 第一次ベビーブーム時である昭和22年の4.5から、昭和36年にはおよそ1.7まで減少しています。
ここから少し増加し、42年はおよそ2.0になっています。
しかし昭和41年のひのえうまの年は大きく下がりおよそ1.6です。
昭和43年以降は徐々に下がり、平成17年には最低の1.26を記録し、あとは横ばいで平成23年には1.39となっております。
図終わり。

(※あくまで一例です)
このようになります。
文字起こしになりますが、これを音声化し録音します。

表を見れば一目でわかりますが、音声で伝えようとすると、書いてある事柄を正確に伝える技術が必要です。
受講生の皆さんはこのような技術を1年かけて学びます。

修了後は、実際に市販の図書等を音訳し、録音をして録音図書を作成します。
その図書は、視覚障害者情報センターを通じて、視覚障害者の方々へ提供されます。

最近では、県政だよりや市町村の広報も音訳されるようになってきたりと、今後も多くの活躍が望まれます。

宮城県視覚障害者情報センターでは、毎年音訳奉仕員の養成を行っております。
点訳奉仕員は2年かけて学ぶため、2年に1回募集をしています。
興味がある方はお問合せ下さい!

(点訳奉仕員の養成講座については、今回は長くなってしまったので・・・また別の機会に・・・)

宮城県卓球バレー交流大会の開催!

平成29年1月30日(月) 宮城野体育館のサブアリーナにて宮城県卓球バレー交流大会にお邪魔してきました。

皆さん、「卓球バレー」という競技を聞いたことはありますか?

卓球台にネットをはさんで6人ずつ座り、合計12名プレーをします。
サウンドテーブルテニスで使用する音のなるボールを転がして、木の板(ラケット)で打ち合うスポーツです。

卓球バレー4
一般の卓球で使用する卓球台です。(板が置いてある所に座ってプレーします。)


卓球バレー3
ラケットの板は30cm×60cmのサイズで厚みが外側と内側で異なります。
持ち方は自由なので、自分でやりやすいように持つことができます。

重い障害を持つ方から、こどもからお年寄りまで一緒に楽しめるユニバーサルスポーツとして近年東北でも普及しはじめました。
昨年では全国障害者スポーツ大会いわて大会でもオープン競技として実施されています。
県内では、宮城県障害者スポーツ協会による卓球バレー教室も開催しており、今回の交流大会は2回目の開催です。


今回は2市町村から4チームの参加でした。
経験の度合いもさまざまでしたが、和気藹々と交流を深めながら大会が進みました。

結果は、昨年の全国障害者スポーツ大会にも出場した気仙沼市のチームが1位となりました。

卓球バレー1

卓球バレー2

卓球バレー5
終了後には、審判の方々との交流試合も行われました。


卓球バレーは、まだまだチーム数が少ない競技です。
普段運動しない方でも気軽に行える競技ですので、是非一度体験してみてください♪

「卓球バレー」をやってみたい!という方は、
宮城県障害者スポーツ協会までお問い合わせ下さい☆

発声教室を見学してきました②

前回は電動式人口喉頭の使用法について書きましたが、
今回は食道発声法の訓練についてお伝えします。

食道発声とは? 

食道内に空気を取り込み、腹圧によりその空気をうまく逆流させながら、
食道を声帯の代わりに振動させる発声法のことです。               

なかなかイメージしずらいかもしれませんが、逆流とはゲップを意識的に出す感覚とよく似ています。

早い人では1年ほどで日常会話ができるようになります。
(手術の内容により個人差はあります。)                 
報道で耳にした方も多いと思いますが、最近では音楽プロデューサーのつんくさんも、この発声法に取り組み、声を取り戻すことができました。


ここでは、初級、中級、上級にわかれ、レベルに応じた訓練が行なわれます。  


<初級>
新声門(仮声門)を創る必要があり、まずは食道に空気を取り込み発声することから始まります。
基本となる音は、「ば」 。 
この「ば」の音が出せるようになったら50音の一文字一文字を区切りながら繰り返し練習します。
その後、長母音(あー・いー・うー・えー・おー)の反復練習により「あい」「あか」と2音に増えていきます。
食道発声1

<中級>
次は3音、4音の反復練習で短い単語に結びつけ、「あけび・いちご・きのこ」といった単語をリズムにあわせて発声。
2音、3音で短歌の朗読も出来るようになります。
食道発声2

<上級>
4音、5音で絵本や小説の一部を朗読できるように練習し、
その後はフリートークを行い、話し方の練習を行います。
終始笑いの耐えない穏やかな雰囲気ですが、息つぎのタイミングや話し方について指導員から的確なアドバイスが入ります。
泊りがけの利点なのか、熱心な受講生がいると「夜練」が開催されることも。
食道発声(上級)


指導を行う佐藤指導部長は「上達のコツはとにかく会話すること。もっと電動喉頭や食道発声が社会に認知されてほしいと願うし、当事者側としても、この障害について『伝える努力』を続けていく必要がある。」と話されます。

声を失うということ、ある時を境に家族や友人と会話することができなくなるストレスや喪失感は容易に想像できるものではありません。
家の中に引きこもってしまうことで、食道発声や発声法の存在を知らない方も多いのが現状です。

この教室に参加することで、発声法はもちろんですが、喉頭摘出者の日常生活の注意点や工夫など、様々な情報を得ることができると思います。

気になるという方はぜひお問い合わせください。
ご家族や医療関係者の見学も随時受け付けています。

宮城県喉頭摘出者福祉協会立声会
〒983-0836宮城県仙台市宮城野区幸町4丁目6-2
電話/FAX022-293-5305 ホームページ https://miyagi-rsseikai.jimdo.com/

最後にこの教室の日程をご紹介します。
DSC01547.gif

発声訓練以外にも体のストレッチや、

ストレッチ

カラオケなど一緒に行います。

カラオケ

画像は残念ながらありませんがズンドコ体操も。



突然の申し出にもかかわらず、快く見学を受け入れてくださった立声会の皆さん、
受講者の皆さんありがとうございました。



発声教室を見学してきました①

今回ご紹介するのは、宮城県喉頭摘出者福祉協会 立声会さんが実施する「音声機能障害者発声教室」です。
実際に教室にお邪魔してお話を伺ってきましたのでご紹介します。

発声教室とは?
喉頭がんなどが原因で、喉頭を摘出し声帯を失った方を対象に、
再び自らの声で話せるようになることを目標とするリハビリ教室のことです。

この取り組みは全国各地で行われ、NPO法人日本喉摘者団体連合会の報告によると、
全国で56団体、149の教室を開催され、
宮城県では毎月1回4泊5日の日程で、宮城県障害者福祉センターを会場に開催されています。
泊りがけでの開催は全国でもここだけ。口コミで広がり県外からも受講に訪れます。

まずは、「電動式人口喉頭」の正しい使用方法を学ぶところから教室はスタートします。

電動式人口喉頭
電動式人口喉頭2

電気シェーバーのような形状をしており、ボタンを押すと「ビー」とブザー音が流れます。

電動人口喉頭1

そのまま先端の振動版をのどに押し当て、しゃべるように口を動かすと、その振動を感知して発声される仕組みです。
その声は、ロボットボイスをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
喉頭摘出者は市町村に申請することで補助を受けることができます。

比較的簡単に声を出すことができますが、放射線治療などの影響により、
のどの皮膚が硬くなることで振動を伝えることが難しい点や、音程の高低がつきにくいので声に抑揚がなく、
声帯を除去する前のようなペースで話すとお経のような聞こえ方になってしまうので、文節を区切って発音することがコツです。
せっかく購入したのに使うことをあきらめてしまわないようしっかりと指導が行われます。

見学中、受講生の方々とお話しする時間をいただき、色々教えてくださいました。

「散歩中、いつも挨拶を交わす人がいる。
声が出せないので今は右手をあげて答えているが、いつかは自分の声で挨拶できるようになりたい。」

ある方の目標です。

「もう一度自分の声で話したい。」 その目標をしっかりと見据え取り組んでおります。


長くなりましたので今回はここまで。 


電動式人工喉頭の使い方をマスターした後は、道具を使用しないで声を出す方法「食道発声法」の練習が始まります。

次回に続きます。

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